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ユニークなプライド商品

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毎年LGBTQのプライド月間では多くの企業がサポートしており、今年もユニークな商品やサービスが発売されました。プライド月間はLGBTQに対する差別や人権問題などを多くの人に知ってもらうことを目的として、毎年6月に世界中で様々なセミナーやイベントが開催されています。

サスティナブル・ジュエリーブランドのPyrrhaはレインボー・ブレイズ・ブレスレットのコレクションを発表しました。このシリーズは、LGBTQの若者のための世界最大の自殺防止・危機管理組織である「トレバー・プロジェクト」を支援するものです。コレクションは、性別を問わない作品になっており、天然のヘンプを使用し、手編みで作られ、購入者が選んだ象徴的なタリスマン(お守り)が付けられます。またこのトレバー・プロジェクト活動に貢献するため、ブレスレットの売上から100ドルを同基金に寄付しています。

アメリカ、コネチカット州にあるリゾートホテルのフォックスウッズ・リゾート・カジノは、多様性と平等、そしてLGBTQコミュニティと文化を称える鮮やかなデザインを誇るレインボー・スイートルームがあります。このスイートルームは、爽やかなブルーを基調とし、ポップな色使いと、スイートルーム名のバブリーの特徴である笑顔の形をしたカスタムデザインのセンターピースのレインボーカウチのような楽しいアクセントが特徴です。また、インスタグラム用のインタラクティブなマジックミラー、スイートルーム内のバー、缶で作られたライトアップされた壁などもあります。

英国のフードデリバリーサイトのDeliverooはLGBTQQIAAPの文字だけを使った特別なアルファベットスープを作りました。トマトとバジルのシンプルなパスタスープは、可能な限り包括的であることを意図して開発されたもので、食事のニーズや好みに関係なく、すべての人が利用できる100%ビーガンの処方を共有しています。この特別なアルファベットスープは、わずか1,000缶しか作られておらず、LGBTQ+の旗をイメージしたブランドの大胆なブルーカラーのラベルで包装されています。このスープは、最初のプライドパレードの記念日である6月28日に、1缶わずか1ポンドで発売されます。アルファベットスープの収益はすべて、LGBT+チャリティ団体「Switchboard」に寄付されました。

adidas 2021 Pride Collectionは、愛と包容力をテーマにしたカラフルなデザインとメッセージに満ちていますが、プライド月間の製品によく見られるレインボーモチーフは避けています。フットウェアコレクションには、プライドを称える6つの異なるスタイルがあり、それぞれに “Love Unites “というメッセージが込められています。

アメリカ、シリアルメーカーのケロッグ社からは「Together with Pride」というタイトルで限定コラボ商品を発売しました。このシリアルは、ベリー味のレインボーハートに食用のキラキラパウダーを散りばめたもので、朝食にもおやつにも楽しめる、人目を引く商品です。

アンダーアーマー2021プライドは、「United We Win」というタイトルでした。このコレクションのアイテムは、「(同社の)LGBTQチームメイトリソースグループ」、通称「UNIFIED」によってデザインされました。プライド・カプセルにはプライド・フラッグから借りたモチーフが使われています。中でも、スニーカーやトレーニングシャツやパンツなどは、落書きのような書き込みが目立ちます。プレスリリースによると、これらのデザインは、「1970年に行われたオリジナルのプライドマーチ 」にインスパイアされたものだそうです。